2017年を振り返って。
もう間もなく2017年も終わります。今年1年、たくさんの方から華もみじが愛されているということを知った1年となりました。
毎年毎年変わらず、私は突っ走って走り続けているのですが、どこまで走っても「まだまだ」という気持ちがありました。もっとできるはずなのに、どうしたらいいんだろうという感覚がなかなか抜けずに進んできました。そんな突っ走り続けるなかむかえた店舗拡大と、同時期にオープンしたハウステンボス店の期間限定ショップ。
ギャザリング専門店という道なき道を歩きだし、まだまだ地に足のついていない経営をする中、店舗拡大という大きな選択、また同時期のハウステンボスへの出店というこれまでの度を越えた無茶を選んだ私ですが、この時スタッフには「わたしは絶対にいっぱいいっぱいになるから、皆助けて欲しい。協力してほしい」と伝えていました。また、ディプロマ生の皆さんにも「ハウステンボス店でのデモンストレーションや接客のお手伝いを助けてほしい」とお願いしていました。
もうどう考えても、自分ひとりでは把握できないしこなせない業務量だったのです。でも、どうしても挑戦したかった。必ず後に自分のためにも、スタッフのためにも、華もみじのためにも、生徒さんのためにも、絶対絶対いい方向になるはず!と思っていたんです。
私はおそらく生まれてはじめて、「人に頼って任せきる」という体験をしたんです。これまではどんな業務にも自分が関わって把握していないと心配な部分があったのですが、みんなを信頼して任せてしまったんだとおもいます。いや、任せなきゃ無理だったんですよね(笑
スタッフには福岡と長崎を行ったり来たりしてもらい、生徒さんも県外からコンテストの作品を出してくれたり、長崎まで足を運んでくれたり、交通費だって宿泊費だってたくさんかかるのに。私がとにかくハウステンボスへの出店をやりたいというワガママで皆に迷惑をかけているという気持ちがあったにもかかわらず、
皆さんから「ありがとう!」って言われたんです。「本当に楽しかったし、また経験したいです!」とも。そして、みーーんなが「小森先生が少しでも楽になるように」ってたくさんたくさん気遣ってくれたんです。
気がついたら、私のまわりにはたーーくさんの人がいてくれて、見守ってくれて笑ってくれていたんです。私はそれに気がついていなかったな〜 みんなが応援してくれてることはよくわかっていたけども、「ああ、私はみんなに愛されているんだ。華もみじはみんなが大好きでいてくれているんだ」とはじめて知ったのでした。
みんなが大好きな華もみじを わたしは守り続けていきたいなと思えた1年でした。
華もみじを支えてくれているスタッフの皆さん、毎月通ってくれている生徒さん、お店に来てくださるお客様、ネットでギャザリングを買ってくださるお客様、ここを見てくださっている皆さん。お友達のみんな。
2017年、皆さんの愛に心から感謝いたします。2018年も笑顔溢れ、華やかな毎日でありますように。花から華へ。
アトリエ華もみじ 小森妙華