【開催レポート】BRICOLEUR 大滝さんによるスペシャルレッスン
こんにちは。華もみじスタッフのよっしーです。
ちょうど1週間前の3月7日、福岡本店ではスペシャルレッスンが開催されました。講師は徳島県を拠点に活動されている、BRICOLEUR(ブリコルール)大滝由衣さん。
商品カートをオープンしてわずか30分で売り切れるという、まさに激戦を勝ち抜いた皆さんと大滝さんによるプレミアムな会となりました✨
さて、今回のレッスンでは特にテーマを設けておらず、各自が好きなものを植えながら “大滝流!根鉢のパズルの合わせ方” を大滝さんに伝授いただくというスタイルで進みました。
大滝さんおすすめのバスケットに挑戦される方もいれば、鳥かごにベビーティアーズシートを貼り付けて難易度高めなブリコラージュフラワーに挑戦する方もいらっしゃって。
普段インスタグラムのLIVE配信でお見かけしている大滝さんがそこに居る!という事実だけで、心なしかその場の空気が沸き立つような妙な高揚感がありましたが✨
どこまでも明るく元気な大滝さんのおかげで、皆さんも私たちもとても楽しい時間を過ごすことができました。
今回は、せっかくなので皆で大滝さんを囲みながらお話をしたいなと思い、レッスン後にお茶会を開くことに。限られた時間ではありましたが、とても貴重なお話も伺うことができました。
話の途中、私から大滝さんへこんなことをお話ししました。
「先日のインスタグラムのLIVE配信で大滝さんが「その人の一番の魅力(持ち味)を引き出すことはできる」と仰っていて、それがすごく胸に刺さりました。」と。
私の中で、自分のスタイルだったり持ち味っていうのを発見できたらブリコラージュフラワーの楽しさがもう一段上がる気がして。それを知りたいという気持ちが強かったのです。
そんな投げかけに対する大滝さんの言葉がとても印象的だったので、ここに残しておきます。
「尖ったところは絶対触りたくない、という気持ちがあって。例えば “小森妙華味を出したい!” だったらアドバイスのしようがあるんですけど、その人の良さって難しいんですよね。多分「あれ、これ変なんちゃうん?」ていうところは残した方がいいんですよ。荒削りなだけでそこを突き詰めると、多分その人にしか出せないものがある。
おそらく大体の先生たちが、その違和感を消すために(手を出して)変えてしまいがちなんですけど、敢えてそこは変えずに「これを活かすためにそこをどうしていきますか?」っていう方向で、違和感は突っ込まないようにしていて。「それでいくんだったらそれでいきますか!」って一緒に考えて、自分でやるところはあまり言わないようにしている。」
今回のレッスンの様子を見ていると、確かに大滝さんは組まれたユニットを変えるようなことはしていないんですよね。ただちょっとしたアドバイスによって、仕上がりが見違えた!なんていう感動の声がチラホラ聞こえてきて。
あぁ、これがまさに “大滝流” なのだと知ったわけです。
「同じ作品がどんなに綺麗でも、10個同じ風景が並んどったらもったいないからね。
パリみたいに尖った店や雰囲気が全然違う店がバーっと並んでいて、でも中に入ったら同じ商品が並んでいるけれど提案の仕方が違うから別の商品に見えて。あれを見た時にすごいなって思ったし、花屋もそうあるべきだなって。」
「今みんな上手いから見分けがつかないんですよね。誰が誰なのか、いい意味で上手いし悪い意味で見分けがつかない。なるべく他と違うというか、別に無理やりじゃなくていいんですけど浮いていてもいいんじゃないかな。作品も。」
みんなちがって、みんないい
ふと、金子みすゞさんの詩が浮かびましたが(笑)
ブリコラージュフラワーのお店が全国に広がって、それぞれの場所にいろんな特徴やスタイルを持った先生がいるという環境がとっても素敵なことなんだと、改めて感じられるいい機会になりました。
大滝さん、ご参加いただいた皆さん、素敵な時間をありがとうございました✨
(編集部 よっしー)