【農便り】芒種〜種を蒔く、草を抜く〜
二十四節季の「芒種」、芒(のぎ)という穂先に突起を持つ稲や麦などの撒きどきを表す言葉だそうです。タネが撒かれ、梅雨時の恵みの雨に植物は芽を出し、陽の光を浴びてぐんぐん成長します!
成長しますが…それは雑草も同じ😅除草剤を使えば簡単ですが、秋田緑花農園では先代園主の時代より健やかな土を維持するために除草剤はNG‼ 忙しい生産作業の合間を縫ってスタッフ、園主、80代の前園主夫婦(農園除草部隊主戦力のお二人です😊)と総出で広い園内や各ハウス、麦畑の除草をしています。
いくつかのハウスを順々に草を抜いていきますが、最後のハウスが終わればまた最初のハウスの草が生えている…という具合💦雑草のないきれいに管理された農園でこそ、皆さんに喜んでいただけるより良い花苗を作ることができる❕そんな強い思いをもって楽ではない草取りをみんなでしていますが、皆さんのお庭と同じ、きりがありませんね。
雑草は土の下に太い太い根っこが隠れていることがはとんどなので、抜くのが楽な根っこが細い小さいうちに、花が咲き種ができてあちこちに飛び散る前に取り除くことが一番重要です。零れ種で花苗を置くベンチの下に意外な植物が育っていたり、1つのポットに他の植物が顔を出していたり、草取りの合間にそんな密かな楽しみ♪もありますが、夏草、冬草、春夏秋冬様々な雑草との戦いは一年中続きます。
続きはこちらから。(タネニハプロジェクトのHPにてご覧いただけます)
2023.06.15