【エッセイ本】
ブリコラージュフラワー
小森 妙華
¥ 2,970
「アトリエ華もみじ」代表
小森妙華 初の著書
アーティスト小森妙華が制作した美しいブリコラージュフラワーの写真とともに、エッセイとして一冊の本になりました。
書籍の内容は、過去10年以上書き綴ってきたブログやnoteの600記事から厳選し、新たに加筆してまとめています。
ブリコラージュフラワーにかけた想いやアトリエ華もみじの活動、そして全国のブリコラファミリーのお店やお教室の紹介を掲載しています。
作品は〈こころ〉の鏡。
私は自分の〈こころ〉に素直に、ありのままを表現していくことが大切だと思っています。
「自分の技術で美しい作品に仕上げよう」などというのは、ちょっとおこがましい。花はただそこに咲いているだけで美しいのですから。
講師は手取り足取り教えることはなく、体験している人の個性を引き出しながら、最低限の指導しかしません。
植え方の技術だけを伝えるのではなく、誰かが笑顔になるためのサポートをする。
それが、私たちが一番大切にしていることなのです。
福岡の大野城市でひっそりと生まれた「アトリエ華もみじ」。
少しづつスタッフが増え、お店も大きくなり、ブリコラージュフラワーを広める仲間もいつの間にか全国に広がっていきました。
小森妙華ひとりで始まった「アトリエ華もみじ」がどのように生きてきたか、これまでのストーリーをぜひご覧いただけたらと思います。
“はじめに” より
ブリコラージュフラワー誕生のベースになっている、ギャザリングという植え込み技法を初めて体験した時、私は衝撃を受けました。それまでの寄せ植えとは全然違い、自分で花苗を選び、花束のように束ね、作品を作り上げていく感動は、ほかでは得られないものでした。はじめは、自分が美しい作品を作ることに夢中で、とにかく楽しい日々でした。それがいつしか、この喜びを誰かに伝えたいと思うようになり、レッスンを続けています。
ここ数年、ブリコラージュフラワーが、少しずつ知られるようになりました。ブリコラージュフラワーの本質は、自分の〈こころ〉と向き合うというところにあります。作品の美しさや技術だけを追求するものではありません。〈こころ〉を大切にするということをお伝えしたく、私が書き綴ってきたエッセイを中心に、新しい内容を加え、一冊の本にまとめました。
この本には私が模索しながら歩んできた日々が綴られています。
時に悩み戸惑いながらも、希望を持ち続けた日々。そして、それを乗り越えて得た喜び。そうしたエッセイとともに、季節の花を使ったブリコラージュフラワーの作品の写真をたくさん収めました。
この本を手にとってくださった皆さんが、自分の〈こころ〉と向き合うきっかけになることを願っています。
目次
はじめに
ブリコラージュフラワー作品
第一章 ブリコラージュフラワー
第二章 ブリコラージュフラワーの作り方
第三章 花屋になる
第四章 アトリエ華もみじ
全国のブリコラージュフラワーのお店
あとがき
『ブリコラージュフラワー』
小森妙華 著
誠文堂新光社 A5判 160ページ
発行日 2023年12月15日
定価 2,700円(税込2,970円)
※本へのサインにつきましては、発送元が弊社委託先の倉庫となりますので承ることができません。